Shingo Sakamoto2 days ago9 min急激な成長を続けるクラウドサプライチェーンスタートアップ:Stord2022年5月、Stord(ストード)というスタートアップが、シリーズDラウンドで1億2,000万ドル(≒160億円)の調達に成功しました。Cruchbaseによると、Stordは創業からこれまでに6回資金調達ラウンドを実施しており、累計調達額は3億2,500万ドル(≒42...
Shingo Sakamoto6 days ago7 minAyar Labs:「光」で半導体システムの新境地を切り開くか?2022年4月、Ayar Labs(アヤール・ラボ)というスタートアップがシリーズCラウンドで、1億3,000万ドル(≒170億円)の調達に成功しました。 このラウンドに参加した投資家リストには、Hewlett Packard、NVIDIA、Intel、Global...
Shingo SakamotoMay 118 minアメリカの物流スタートアップ SmartHop:小規模トラック運送会社の支援者 今回は、2022年4月にシリーズBラウンドで3,000万ドル(≒40億円)の調達に成功したアメリカのスタートアップ SmartHopをご紹介します。 SmartHopは、小規模トラック運送会社の経営改善に資するインテリジェントソフトウェアを提供しています。SmartHopの...
Shingo SakamotoApr 2616 min2022年の建設スタートアップトレンド昨年2月、IDATEN Venturesから「2021年以降の建設スタートアップトレンド」というブログを公開し、日本と世界の建設スタートアップのトレンドをそれぞれご紹介しました。 あれから1年以上経過しましたので、情報をアップデートしたいと思います。今回は、IDATEN...
Shingo SakamotoApr 1511 min2022年2月にシリーズEラウンドを実施したFlexport:快進撃の裏側を探るアメリカのデジタルフォワーダースタートアップ Flexportが2022年2月にシリーズEラウンドで9億3,500万ドル(≒1,000億円)調達しました。同社は直前のシリーズDラウンドまでに、約13億ドル(≒1400億円)調達しており、累計で2,500億円近い資金の調達に成...
Shingo SakamotoApr 718 minワイヤレス給電技術の現状と、世界のスタートアップについて昨今、ワイヤレス給電スタートアップの資金調達が進んでいるため、ワイヤレス給電について公開情報ベースで調査してみました。 今回は、ワイヤレス給電技術の現状と、世界で当該技術の開発を進めるスタートアップについてご紹介します。 (Source:...
Shingo SakamotoApr 416 minLowercarbon Capital投資先スタートアップの事業紹介今回は、Lowercarbon Capitalという、アメリカのベンチャーキャピタルファンドについてご紹介します。Lowercarbon Capital創業者のChris Sacca氏は、Twitter・Uber・Instagram・Twillio等に投資した実績を持つ著名...
Shingo SakamotoMar 2911 min2022年2月に資金調達を実施した熱電池スタートアップ:Antora EnergyとRondo Energy2022年2月、Antora Energy(以下「Antora社」)、Rondo Energy(以下「Rondo社」)というアメリカのスタートアップが資金調達を実施しました。両社は、どちらも産業用熱電池を開発しており、Breakthrough Energy...
Shingo SakamotoMar 2320 minカーボンナノチューブビジネスの成長可能性とスタートアップカーボンナノチューブに興味を持つ機会があり、調べてみることにしました。カーボンナノチューブは、さまざまな優れた性質を持ち、大手企業やスタートアップが社会実装を進めようと、切磋琢磨しています。 今回は、公開されている企業情報や論文などを参考に、カーボンナノチューブビジネスの現...
Shingo SakamotoMar 1111 minアメリカで注目が集まる水質汚染リスクとスタートアップ:AqueoUS Vetsの例2022年1月、AqueoUS Vets(以下「AqueoUS」。アクアオスと読むようです。)というアメリカの水処理システムメーカーが、Bain Capitalから成長資金を調達することに成功しました。 以前、ウォーターリスクマネジメントというテーマでブログを公開しましたが...
Shingo SakamotoFeb 2413 min重要性が高まる産業ワーカー向け安全サービス:StrongArm Technologiesを参考に今回は、2022年1月にシリーズBラウンドで5,000万ドル(≒60億円)の調達に成功したStrongArm Technologies(以下、「StrongArm」)というアメリカのスタートアップをご紹介します。 StrongArmは、2011年にニューヨーク州で創業された...
Shingo SakamotoFeb 89 min注目の製造業×見積もり領域のスタートアップ:Paperless Parts近年、製造業×見積もりの領域では、サービスが次々と誕生しています。例えばこちらの記事では、CADDi、Meviy、Kabuku MMS、TerminalQというサービスが紹介されています。また、インターネット検索すると他にも、Orizuru...
Shingo SakamotoJan 2011 min水中ロボット市場とSPAC上場するスタートアップ Nauticus Robotics2021年12月、Nauticus Roboticsというアメリカのスタートアップが、CleanTech Acquisition Corp.というSPAC(特別目的買収会社)と合併することによってNASDAQに上場することを発表しました。 Nauticus...
Shingo SakamotoDec 27, 202110 min止まらない電動化の波:船舶の電動化とスタートアップ近年、世界で急速にさまざまなビークルの「電動化」が進行しています。まず、その代表例がEV(Electric Vehicle)です。2021年3月にIDATEN Venturesから、注目のグローバルEVスタートアップをリストアップしたブログを公開しましたが、そのリスト更新が...
Shingo SakamotoDec 15, 20218 minウォーターリスクマネジメント:事業活動に欠かせない水資源と向き合うスタートアップ以前、IDATEN Ventures からカーボンアカウンティングに関する記事をリリースさせていただきました。企業がサプライチェーンの中で排出する温室効果ガスを、把握・報告・管理・オフセットする動きに注目が集まっている、という内容です。記事をリリースしてからすぐに読者の方々...
Shingo SakamotoDec 8, 202110 min注目のAI学習向け合成データ技術:2021年10月に資金調達した海外スタートアップから動向を探る2021年10月、AI学習向け合成データ事業を展開しているスタートアップの資金調達やM&Aが続きました。Rendered.ai、Gretel.aiが資金調達、AI.ReverieがMeta(買収当時の名前はFacebook。以下「Meta」。)に買収されたことを発表しました...
Shingo SakamotoDec 1, 202113 min注目のカーボンアカウンティング市場で急成長するスタートアップ:Persefoniカーボンアカウンティング(炭素会計)に対する関心が、世界で急速に高まってきています。 カーボンアカウンティングとは、温室効果ガスの排出量を算出・報告するプロセスを指します。ちなみに、私たちは普段から何気なく「財務会計」「管理会計」といった単語を使っていますが、そもそも「会計...
Shingo SakamotoNov 25, 202119 min2021年11月に上場したPhotosynth:未上場時の資金調達と事業進捗2021年9月にクラウド録画サービスを提供するセーフィー株式会社が上場した際、未上場時の資金調達と事業進捗に関するブログをIDATEN Venturesからリリースしました。セーフィーは、カメラに独自のソフトウェアを組み込み、IoTサービスとしてクラウド録画サービスを展開し...
Shingo SakamotoNov 18, 202111 minハードウェア版GitHub?盛り上がりを見せるコラボレーション設計ソフトウェア以前のブログで、2021年10月に資金調達した3社の廃棄物アップサイクルスタートアップ(Do Good Foods、Bolder Industries、Made of Air)をご紹介しました。 異なる業界で事業を行うスタートアップに「廃棄物アップサイクル」という共通アプロ...
Shingo SakamotoNov 10, 202111 min2021年10月に資金調達した廃棄物アップサイクル海外企業3社まとめIDATEN Venturesでは毎月、ものづくり・ものはこび領域の国内・海外スタートアップの資金調達ニュースをリストアップしています。2021年10月前半分のリスト(海外)を見渡すと、Do Good Foods (米国)、Bolder Industries...