2020年4月の、ものづくり系スタートアップの資金調達ニュース国内編です。 海外編はこちらになります。 なお、ものづくり系スタートアップというのは、主に製造業・建設業として実際にものづくりをしているスタートアップはもちろん、完成品を世界に広く届ける物流業や、それら業界を支援することにつながる技術やサービス（特にデータまわり）を手掛けるスタートアップも含めています。 該当するのに掲載されていない！とか、該当しないのに掲載されている！といったことがあれば、お知らせください。修正いたします。
リモハブ
リリース：2020年4月1日
事業内容：遠隔心臓リハビリテーション用機器の開発・製造
調達額 ：8,000万円
出資者 ：Golden Asia Fund Ventures、SMBCベンチャーキャピタル
リンカーズ
リリース：2020年4月6日
事業内容：ものづくり系マッチングプラットフォーム
調達額 ：7.5億円
出資者 ：SBIインベストメント
Acompany
リリース：2020年4月6日
事業内容：秘匿計算システム
調達額 ：不明(数千万円)
出資者 ：epiST Ventures
アイディア
リリース：2020年4月6日
事業内容：船舶動静共有航行支援システム「Aisea」
調達額 ：2.4億円
出資者 ：スパークスグループ、キャピタル
ギリア
リリース：2020年4月7日
事業内容：AIソリューション開発
調達額 ：不明
出資者 ：グロービスキャピタルパートナーズ
ウフル
リリース：2020年4月8日
事業内容：セールスフォース代理店、IoTソリューション提供
調達額 ：不明
出資者 ：豊田合成
AMI
リリース：2020年4月10日
事業内容：心疾患の自動診断アシストを実現する聴診器の開発
調達額 ：4.9億円
出資者 ：CYBERDYNE、リアルテックジャパン
Spiral
リリース：2020年4月14日
事業内容：非SLAM屋内型ドローン自律飛行システム
調達額 ：不明
出資者 ：テックアクセル、Miraise、静岡キャピタル
VUILD
リリース：2020年4月15日
事業内容：3D木材加工機「ShopBot」の国内代理店
調達額 ：不明
出資者 ：電源開発、Mistletoe Japan
PDエアロスペース
リリース：2020年4月15日
事業内容：再使用型無人サブオービタル機の開発
調達額 ：1億円
出資者 ：双日、OKBキャピタル
ハイボット
リリース：2020年4月16日
事業内容：点検ロボット及びAIデータプラットフォーム「HiBox」
調達額 ：不明
出資者 ：タカハタプレシジョン
グッドアイ
リリース：2020年4月17日
事業内容：群馬大学の知財を活用した製品の製造販売
調達額 ：1億円
出資者 ：東和地域活性化
ジャパン・インフラ・ ウェイマーク
リリース：2020年4月20日
事業内容：ドローンを利用したインフラ点検ソリューション
調達額 ：不明
出資者 ：東京電力パワーグリッド、北陸電力、大阪ガス、西部ガス、東洋エンジニアリング、NTTデータ、DRONE FUND
LEBO ROBOTICS
リリース：2020年4月24日
事業内容：風力発電機メンテナンスロボットの開発
調達額 ：不明
出資者 ：マネックスベンチャーズ、三井住友海上キャピタル
HACARUS
リリース：2020年4月24日
事業内容：スパースモデリング技術を機械学習に応用したAI開発
調達額 ：不明
出資者 ：大阪ガス、ＤＳファーマアニマルヘルス、京銀リース・キャピタル
BONX
リリース：2020年4月27日
事業内容：BluetoothイヤフォンBONX Gripの開発
調達額 ：3.1億円
出資者 ：慶應イノベーション・イニシアティブ、加賀電子、イノベーション・エンジン、兼松コミュニケーションズ、ハックベンチャーズ、TIS
アイヴィス
リリース：2020年4月27日
事業内容：航空宇宙業界や自動車業界における画像処理、AI/機械学習技術の開発
調達額 ：不明
出資者 ：NTTデータ
Liberaware
リリース：2020年4月27日
事業内容：屋内向け小型産業用ドローン「IBIS」の開発
調達額 ：2.6億円
出資者 ：みやこ京⼤イノベーション2号、価値共創ベンチャー2号、DRONE FUND
インフォテスラ
リリース：2020年4月30日
事業内容：周回衛星向け地上局共有プラットフォームの開発
調達額 ：3.8億円
出資者 ：Airbus Ventures、Sony Innovation Fund、大和エナジー・インフラ、三菱UFJキャピタル、三菱UFJリース
Ekuipp
リリース：2020年4月30日
事業内容：中古計測器・測定器のマーケットプレイス
調達額 ：非公表
出資者 ：非公表
さらに今月も、ものづくり関連企業として、いくつかEXIT・株式譲渡も発表されています。
RYOENG
リリース：2020年4月1日
事業内容：高含水廃棄物等を固液分離する高圧真空脱水装置メーカー
買収額 ：不明
買収者 ：会津太陽光発電
桂通商
リリース：2020年4月1日
事業内容：低温輸送
買収額 ：不明
買収者 ：エア・ウォーター
タンケンシールセーコウ
リリース：2020年4月6日
事業内容：メカニカルシールやカーボン製品の製造・販売
買収額 ：不明
買収者 ：アスパラントグループ
松屋アールアンドディ
リリース：2020年4月6日
事業内容：自動車安全装置縫合システムの開発・製造
公募額 ：2.5億円
上場市場：マザーズ
マテリアル・コンセプト
リリース：2020年4月8日
事業内容：銅ペースト事業
譲渡額 ：不明
譲渡者 ：INCJ
譲受者 ：JX金属
Just Energy Japan
リリース：2020年4月10日
事業内容：小売電気事業
買収額 ：不明
買収者 ：アストマックス・トレーディング
インターチップ
リリース：2020年4月13日
事業内容：半導体製品の設計・製造・販売
買収額 ：不明
買収者 ：ミカサ商事
テクノリンクス
リリース：2020年4月30日
事業内容：環境リサイクル装置の設計・製作・販売及び保守・点検
買収額 ：不明
買収者 ：タクマ
今月は以上です。
先月（資金調達・EXITあわせて41件）に比べて、約4割減の件数となりました。
さすがに、コロナの雲は資金調達へも影響が出ております。
その中でも資金調達が目立った分野は、AI、ドローン、宇宙、です。
こうした苦しい時期に、長期的なビジョンに立った宇宙関連投資が進んでいることは、日本の良さの一つかも、しれません。
IDATEN Ventures（イダテンベンチャーズ）について
リアル世界におけるインターネットの身体となるモノがこれからますます必要とされる時代において「ものづくりを支える技術やサービス」に特化したシードステージのスタートアップ投資を展開しています。お問い合わせは、こちらからお願いします。
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